キャッシュレス決済を行う方が年々増えており、現金払いはもう古いといった声まで聞こえてきます。なぜ多くの方がキャッシュレス決済を使うようになったのか、そのメリットについて考えていきます。
キャッシュレス決済とはどんなもの?
キャッシュレス決済とは、クレジットカードや電子マネーでの支払い、スマートフォンのバーコード決済など、現金を使わない決済方法のことです。
経済産業省によれば、キャッシュレス決済の比率は右肩上がりとなっており、2021年は32.5%と2010年から約2.5倍に増え、支払額では100兆円に迫る勢いとなっています。
<図表>出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング 「キャッシュレス決済の動向整理」
その中でもクレジットカードが圧倒的に多く、2021年のキャッシュレス決済全体の27.7%を占めています。また、地域が独自に行うポイント還元キャンペーンで注目を浴びる機会が増えたバーコード決済ですが、意外と利用率は低く、2021年は全体の1.8%となっています。