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キャッシュレスの勝者は、結局、クレジットーカードということになる 6/23 Yahooニュース
「銀行の終焉」から「銀行の復活」へ
私の処女作「銀行の終焉―近未来マネー論序説―」が発刊されたのは1996年であるから、今から四半世紀ほど前のことである。
当時はバブルが崩壊したとは言え、まだまだ銀行に対する信認は厚かったから「『銀行の終焉』? なに冗談言ってるの?」というのが一般的な反応であった。
だが、その翌年(1997年)に北海道拓殖銀行が大手銀行として初めて経営破綻することによって世間に衝撃を与えた(ちなみに4大証券の一角であった山一證券も同じ年に破綻)。さらに続けて1998年に日本長期信用銀行も破綻。そして、2003年に日本中に激震を走らせたりそな銀行の破綻が起こった。
まさに「銀行の終焉」の様相を呈していたのだが、同時に「近未来マネー」も著しく発達した。 銀行の力が衰えるのと反比例して、電子マネー、仮想通貨等々「近未来マネー」が勢力を拡張し、同時にIT・インターネットの発達により、フィンテックも栄えた。
だが、四半世紀を経てその流れが再び逆転を始めたように思える。
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